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「カーズ3」ボーナスディスクの見どころ!ブルーレイプレイヤーをお持ちでない方に。

最近カーズに限らずディズニー作品の販売はデジタルコピー、DVD、ブルーレイのセット構造になっています。
「カーズ3」にはボーナスディスクが付いているのですが、これはブルーレイなのでブルーレイプレーヤー持ってない人は残念ですよね。

なのでこちらで内容の一部をご紹介いたします。

最近はブルーレイプレーヤーも再生専用なら安くなりましたので、我が家も壊れた洗濯機の代替え購入のついでに抱き合わせで値引きさせやっと買いました。

内容は、ピクサーの「制作の舞台裏」、「空から見たカーズ・クロスロード」、「スタッフの車物語」、「未公開シーン」、「劇場予告編」、「プロモーション」という6部構成になっています。

この中で特筆すべきは「未公開シーン」と「プロモーション」。

特に未公開シーンは、いかに当初と内容が変わったかを物語るもので、絵コンテに台詞がついただけですが結構見応えがありました。
カットというか変更されたシーンですね。

当初はラミレスがマックイーンのトレーナーでありマックイーンを超えてしまうという設定は変わらないものの、スターリングの策略で実は最初からラミレスをレーサーにするつもりだったという仕立てです。

目次

未公開シーン

プロモーション映像

未公開シーン

監督のブライアン・フィー氏がある程度のアイデアだけ残しカットした理由を合間合間に語っていますが、どれもより面白くするためと、尺の中で辻褄が合うようにするためだったようです。


ビーチライドのシーンでは、ラミレスが勝ちっぱなし。ラミレスは最初からレース経験者という設定だったそうです。
しかもスタート前の儀式としてマックイーンが本番前に自己暗示をかけるのと同じようにブギウギを踊る習慣があり(てけてけてけてけ♪と自分で歌いながらブギウギのハイスピードなステップで下がっていったり)、これが結構かわいい。
なんでもレース前にコレをやったら勝ったのでラッキージンクスとしてだとか。
このブギウギがトレーニングセンターでのエアロビクスのアイデアに差し替えられたのかも知れません。

ラミレスのレース前の儀式、ブギウギ

ラミレスのレース前の儀式、ブギウギ
©Disney / Pixar

ブギウギのステップで踊るラミレス

ブギウギのステップで踊るラミレス
©Disney / Pixar


サンダーホロウのレース後の喧嘩のシーンでは、トロフィーがまるで子どもが廃品で作ったオブジェみたいで、マックの荷台から落ちてバラバラになってしまいます。
マックイーンのトレーナーを辞めることにしたラミレスは自分の荷物を引っ張って去ろうとしますが、台車のタイヤが溝にハマってひっくり返り、荷物がばら撒かれます。
「片付けなくちゃ」と言いながら砂の瓶写真を拾うラミレス。

自分の荷物を片付けるラミレス

自分の荷物を片付けるラミレス
©Disney / Pixar

見かねて手伝うマックイーン、ドックやルイーズの勝利のニュース記事(レース出場のフライヤー?)や、ラミレスが彼女のお爺ちゃんと一緒に映っている写真を見つけます。

ラミレスと彼女の祖父

ラミレスと彼女の祖父
©Disney / Pixar

ラミレスは、自分がレースの道に入ったのはレース好きなその祖父の影響だったと語ります。
そしてマックイーンがデビューし、憧れて…マックイーンは、それでもトレーナーの身に甘んじているラミレスの心境を理解し、2人は仲直りというエピソードだったのでした。

砂の瓶のアイデアはここではなくスターリングの会社に武者修行の伏線として展示されることに変更され、ラミレスは最初からマックイーンの姿を見てレースに憧れた設定になりました。


トーマスビル・スピードウェイでは、ラミレスは子どもに戻ったように独り芝居でレースごっこを始めます。その姿がが泣けるほどカワイイです。
自分もいかにピストンカップに出たかったか、憧れのマックイーンと勝負したかったか…タイヤで土にマックイーンのシンボル、稲妻マークを描きながら。
その姿はマックイーンの心に響きます。昔の自分と同じだったと。

一人芝居でレースごっこをするラミレス

一人芝居でレースごっこをするラミレス©Disney / Pixar

つまり、最初の設定では、ラミレスは良き同志でありライバルでもあったという立ち位置だったんですね。
でもおそらくこれではマックイーンの顔が立たなさ過ぎだし、ファンが納得しないでしょう。ラミレスに現役レーサーを交代する伏線として分かり易すぎる気もします。


さて、フロリダ500では、思わず涙のシーンが用意されていました。
ハナっからマックイーンをレースに出さずラミレスに期待していたスターリングは、無理やりマックイーンの95番を剥がしてしまいます。

95番を剥がされるマックイーン

95番を剥がされるマックイーン
©Disney / Pixar

コレはあんまりだ!(怒&涙)

TAKAOは絵コンテのボツシーンなのにリアルに泣きそうになりました。
マックイーンのアイデンティティだった95番…それを剥がされ、レース場には「本日のレースにマックイーンは出場しません」とアナウンスが流れますが、逆に会場はマックイーンコールの渦に。
コレはコレでひねりは無いけど感動はしますね。
そして95番はラミレスが着けてスターリング社の現役レーサーとして出場。

と、ここで実はスモーキーがダイナコのテックス社長と旧知の仲と判明。
テックス社長はその場でマックイーンを自社レーサーとして抱え、ドックの51番とカラーリングを施しレースに出場させることに。

ダイナコのテックス社長とスモーキーは古い友人

ダイナコのテックス社長とスモーキーは古い友人という設定でした
©Disney / Pixar

ナンバーまでジジイと揃えたか」と、現代っ子のストームにからかわれますが、このようないきさつで3台ともレーサーとして同じ土俵に上がるストーリーだったようです。

これだとマックイーンは引退しないことになり、人生の岐路という意味では今までどおりの道を選んだことになるのでやはり子ども向けのお話としてはハッピーエンドでも大人としては「なあんだ、やっぱり」的な感想になると思いますね。

しかもそこへストームが絡んでレースが三つ巴になるのも複雑過ぎてしまってストームの存在がどっかに追いやられモブになってしまう気も。
マックイーンファンとしては95番は降ろして欲しくないし、落ち着いたオトナになってからドックカラーになる方がショックが少ないと思います。

マックイーンが自ら選んでラミレスに交代した、そのことが大事だったとボツになったプロットを観て改めて納得。
そして、次回作でドックカラーで走り続けるよりは、色は変わっても95番は降ろさずに別なドラマに持っていける結末なのはやはり採用案ですよね