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カーズ・キャラ考察〜モデルとなったクルマとモブキャラ達〜その1

「カーズ」を観た人なら誰でも、「あのクルマは何?」って気になると思います。

Wikipediaや某まとめサイトで調べればおおよそのことは分かるのですが、ここではさらに詳しく掘り下げていきたいと思います。

「カーズ」シリーズでは、モブキャラ達にもいちいち来歴が設定されており、このトリビアを調べだすとキリがないくらいです。例えばレース場で「アンテナボールいかがっすか〜」と観客席を廻ってたクルマは「ブライアン」という名前で、歌手を目指していたんだけれどアンテナボール売りのバイトをしてるうちにそっちが本職になってしまったんだとか

アンテナボール売り子のブライアン

ブライアン
©Disney/Pixar

その他マスコミ連中にもちゃんと名前があるんですが、モデルのクルマが設定してあるかどうかはまちまちで、しかも「これ違うだろ」と思うこともしばしば。

このキャラ考察シリーズの記事では、毎回何台かのクルマにスポットを当てて紹介、TAKAOなりの考察をしていきたいと思います。

今回は主役級のメーター、メーターが転がして遊ぶトラクター、暴走族たち、そして「カーズ2」で登場するあのモブキャラについて書いてみたいと思います。

目次

1・メーターのモデル
2・トラクター(ハイファー)
3・ブーストとウインゴ
4・フレッドとオーティス

1・メーターのモデル

メーターのモデルはインターナショナル・ハーベスター L-170だとWikiで言われてるのでまとめサイト等でも通説になってますが、実際は共同監督の故・ジョー・ランフト氏が廃屋になったスタンドに停めてある焦げパン状態のレッカー車を見たというのがたまたまハーベスターだったというだけのようで、TAKAOが思うに直接のスタイルのモデルにはなっていないと言えそうです。

インターナショナル・ハーベスター

©Disney/Pixar

その後キャラクターデザインが練られるに従い、1955年生まれという設定が確立したことも描かれ(情報元:「メーターの世界つくり話」映像特典)、その年式のアメリカのピックアップトラックというと「シボレー ステップサイド」「シボレーC3100」「シボレー ピックアップ」などの名前で年式を特定して検索するとこちらの方がメーターそっくりです。

1955 Chevrolet 3100 Pickup Truck

1955 Chevrolet 3100 Pickup Truck
引用元:Find or Sell Used Cars,Trucks,and SUVs in USA

目の荒い大き過ぎるグリルがあの愛嬌のある出っ歯になったのは容易に推測できますし、ヘッドライト周りのとんがった形状も。
(のちに、メーターの生まれ年はジョン・ラセター監督と同じにということで1957年式という設定になったようです)

それとこれはメーターがらみでの個人的私見に話がズレますが、マックイーンの名前はアニメーターの故・グレン・マックイーン氏からつけられたというのが一般説であるものの、同時にもうひとつ考えられる由来としてかつてのアメリカ映画アクションスター、故・スティーヴ・マックイーン氏から取ったのではと。
何故ならばスティーヴ・マックイーン氏の映画「ゲッタウェイ」では、まさにメーターの型のC3100に乗って逃げるのがラストシーンだからです。
マックイーン氏主演のゲッタウェイに使われてたからメーターが1955年式になったのか、メーターが出てたから主人公の名前もマックイーンになったのか、どっちが先なのかは分かりませんが。

シボレーC3100

GETAWAY
引用元:Internet Movie Cars Database
http://www.imcdb.org/movie_68638-The-Getaway.html

たまたま親が観てたテレビになにげなく目をやったらゲッタウェイをやってて、洋画マニアとまではいかないTAKAOは「アレってクレーン無いけどメーターじゃん!え、この主役の人マックイーンって言うの!?」と初めて気が付いたというだけで、本当に個人的私見です。
でもスティーヴ・マックイーン氏はカーアクションもさることながらアンチヒーロー(端的に言えば主役なのに悪役)として有名だったそうなので、処女作登場当初のナマイキで友達のいないライトニング・マックイーンに被るかも…。

2・トラクター(ハイファー)

毎度おなじみ、脅かすとひっくり返るウシみたいな「トラクターたち」。
ぬぼ〜っとした風貌に愛嬌があるけど一応転がされたらリベンジに来るようですね(笑)
その割には表情が怒ってないとこもカワイイ。

一応彼らにも「ハイファー」という名前がついてるらしいです。

トラクター

トラクター
©Disney/Pixar

先ほど話題にした、通説でメーターのモデルとされていた「インターナショナル・ハーベスター」ですが、このメーカーは主にトラックや農耕機械、建機などを生産する特装車専門のブランドなんですね。
で、このハーベスターこそ、ハイファーたちのモデルになったトラクターを生産していたのです。
「カーズ」に出てくるような古い型は本当はキャビン部分に屋根がないのですが、下記の画像を参照して頂くとタイヤの配置やノーズの形状などハイファーたちにそっくりです。

インターナショナル・ハーベスター製の古いトラクタ

インターナショナル・ハーベスター製の古いトラクタ

現行に近いモデルはこちらで、全体のシルエットはこちらの方がイメージに近いと思います。

インターナショナル・ハーベスター製トラクタ

インターナショナル・ハーベスター製トラクタ
引用元:TractorData.com

「カーズ」では笑いの場面を作り出す重要なキャラクターでもあります。
「メーターの世界つくり話」のいち作品「UFM 未確認飛行メーター」でも、メーターと仲良くなったUFOがトラクター転がしをやって一瞬で全員ぶっ倒れるとともに畑にミステリーサークルが描かれてしまうシーンもありました。
3作目の「クロスロード」では、トレーニングにも利用されましたし、何よりラミレスが走るシーンでのオチがウケる・・・(笑)

決してカッコよくはないけど、「カーズ」シリーズには不可欠なキャラと言っていいでしょう。

3・ブーストとウインゴ

他にも、Wikiが全部正しいとは思えないクルマも結構あるんですよね…。

暴走族のブーストとウインゴが、それぞれ三菱のエクリプス日産のS15シルビアだっていうのも怪しいとTAKAOは睨んでます。
最初に見た時、ブーストはトヨタのA80スープラウインゴはホンダのシビックかインテグラのクーペだと思ったんです。
だってブーストっていうくらいだからターボ車じゃない?当時のエクリプスはターボ廃止されたはず。テールやCピラーの形も全然違う。そしてサイズ感も大きくて、全体の雰囲気はアイラインを着けたスープラのヴェイルサイド仕様にそっくりな気がするんですが…。

ブースト

ブースト
©Disney/Pixar

A80スープラヴェイルサイド仕様

A80スープラ/ヴェイルサイド仕様
引用元:Veilside公式サイトhttp://www.veilsidejpn.com/gallery/toyota.php

ウインゴはエアロのせいもあるけどかなりベースのボディは小さくずんぐりむっくりで、シルビアのペラっと低い感じとは似ても似つかない。
インテグラのタイプRのような気がするけどなあ…。

ウインゴ

ウインゴ
引用元:PixarWiki
©Disney/Pixar

インテグラ タイプR

インテグラ タイプR
引用元:HONDA公式サイトhttp://www.honda.co.jp/sportscar/sportscar/integra_type_r/

でも、「メーターの東京レース」でもカブト君と忍車はそれぞれブーストとウインゴと同個体と書いてあり、実際最後にエアロをひん剥かれたカブト君はエクリプスっぽいんですよね…。

まぁ、フィクションアニメの世界でモデルは誰かなんて熱い論議をしてもあんまり建設的じゃないですので今日はこの辺までにしときましょう(^_^;)←だんだん自分の書いてることに自信がなくなってきた。

でも、ひとつだけ知りたい!

焦げパンフレッドの元の車は何!?

フレッド

焦げパンフレッド
©Disney/Pixar

4・フレッドとオーティス

フレッドと同じ型で彼よりもう少しマシなのが「オーティス」って名前で2作目に出てくるけど(「カーズ2」で、メーターのお得意さんとして冒頭とラストに猛スピードでレッカーされるクルマ)、あの人の好さそうな可愛いおじちゃんという感じがフレッドともどもTAKAOは大好きなんです!

オーティス

オーティス
©Disney/Pixar

でも、彼らのモデルについてはどこ調べても該当しそうなのが未だ見つからず。

※ちなみにオーティスについて、英語版ピクサーWikiでは以下のように書かれています。残念ながら車種モデルは書かれておりませんでしたが、やはり愛嬌のあるクルマのようです。

Otis is a sweet car with a ton of charm, persistence and a nice sky-blue color, but also a “lemon”, a car with flaws. Otis is embarrassed by the fact that he is a “lemon” but unlike Acer and Grem, he accepts it, and because he accepts it, so does everybody in town.

TAKAOの拙い英語力で意訳しますと・・・
「オーティスは愛嬌も根性もあり、綺麗なスカイブルーのクルマ。だが故障が多く(2作目のペッパー組織のクルマたち同様)いわゆるレモン(欠陥車)でもある。本人はそのことを恥じてはいるが仕方ないと受け容れており、エーサーやグレムとは違うので町のみんなも理解してくれている。」

・・・ということです(^^;)
同じ欠陥車でも、悪だくみする連中と素で人の好いクルマとがいる、という「カーズ2」の演出ですね。

他にも面白いキャラについては機会があったら追求してみたいと思います。